ニューアルバム「SCREEN」

『BLOG、Ustream、PODCAST、Twit Casting等、様々な画面越しに彩られ、十周年を迎えた灼熱の2018、夏!切っても切れない、たくさんの「SCREEN」を通して、重ねられてきた楽曲たちを、一挙16曲収録!無数のソーシャルエンカウントから始まった全ての出逢いに感謝を込めて、それでは今夜も、どうぞお聴き下さい。』

ニューアルバム「SCREEN」の帯コメントにはこう書いたが、実際良くまとまっていると思う。
今作は、おそらく、ある意味では「ベストアルバム」でもある。

一体なんのベストか、というと、自身の活動から欠かすことのできない「画面越し」の種々。
そこからリアルなスクリーン、つまりはそれぞれの視界、心に映るものが軸になっている。

といえば綺麗に濃縮できているようにも思えるが、ではその実態はというと、寄せ集めでもある。
つまりは、ぐちゃぐちゃなのだ。後ろ向きでなく、とても能動的に、積極的に、無秩序な一枚。

そして、それこそが、この「SCREEN」の真髄でもある。
表現としては、一曲一曲の楽曲単価が高いのだ。
聴く人それぞれに、思い思いの捉え方、などというレベルでなく。

出会ってきた様式やタイミングによって、想起するものに差異が激しすぎる。
また、それらを全く知らない人にとっても、とても聴きやすいものにした。

そういった意味で、異彩を放ち、異様を誇る今作なので、今回は初めてのことをやろうと思う。

長くなったが、ライナーノート、それもセルフで、楽曲単位で記事を書いてみることにした。
とはいえ、とても珍しいことなので、どうなるかはわからないし、ペースはゆるく。
また書けること、書かないこと、が当然あるので、クオリティにはご容赦いただきたい。

楽しめる方には、ほうほう、と楽しんでもらえればありがたい。

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posted by SASAYAMA. at 18:03Comment(0)SCREEN

竜殺し

それを考えてしまうことはある意味では禁忌なほどに。
古今東西描かれる強大な存在、の出処はいつでも不明瞭だ。

挑む姿、その勇姿のためにあるもの、と言ってしまっても言い過ぎではない。
まるで悪魔のように。まるで地獄のように。

結果論でしかない絶対善の為に、存在することにされる絶対悪は溢れ。
そのひとつが竜と呼ばれることもあるのだと、歴史は教えてくれる。

まったく笑えない、醜悪な話だが、信じさえすれば存在するのだ。
畏怖でも従属でも構わないが、そこにあるものは擬似的な臣従に他ならない。
その臣従を、人は時に神と呼び、悪魔と呼び、時に奇跡と呼び、そして竜と呼ぶ。

それを、殺す、のだ。
もはや並々ならぬ、どころの創造力ではない。想像だけでは、ありえないのだ。

真実がどうなど末端に過ぎず、本質的には、それはすでに存在する。
そしてここにおいて、存在することは、存在させることと変わらない。
残念なことに、あるいは喜ばしいことに。
いくら突き詰めても、そこに本来の答えはすでにないと、歴史は教えてくれる。

初めから形がないことを知っている誰かが、形をとる。
それは時に武器となり、広義的にには手段と言い換えても、差し支えはない。

勝つためでも、生きるためでも構わないが、それはつまりは手段なのだ。
数限りない手段の中で、輝かしさを誇るものだけ、というわけではない。
禍々しさや呪いにも似た力をも、等価交換のように引き連れてこそ、殺すのだ。


誰もそこまでいけやしないことを夢見ながら、見つけられることを待っている。
竜殺しとは、そういうものの総称なのだと、古今東西の歴史が教えている。

数限りない結果論を引き連れて、いつか名前がつく日を待っている。
竜を殺す日をじっと待っているのだ、あの剣のように。

十周年イベントを終えて

-Twitterより-

10周年イベント、新宿歌舞伎町から始まっての神戸三宮、そして名古屋築地口と、本当に嬉しい3本でした。各地で祝ってくれたファンの皆様、駆け付けてくれたゲストの皆様、そして各地のホームといえる場所。おかげさまでいい集大成、としてスタートになりました。感謝。

10周年、と言いながらも、その10年間を知ってる人はほんの一握りで、1年に満たない人もたくさん。20周年、がもし来るのなら、またその時に同じように歌えたら嬉しいなと思う。もちろん、今より売れているにも関わらず、同じように、です。嘘のない時間ばかりをありがとう。

一本目、ロックンロール以外は全部嘘、では終わりではなく始まりを。
二本目、16bit、ではきっと自分だからこそ繋げてこれたものを。
三本目、夜空と月のピアス、ではなんだかんだのいつも通り歌う(ハードモード込み)という事を。
すべてが10年の結晶なのだなと思います。

いよいよ本格的に11年目を迎えようとしている夏ですが、言いたいことは10年前と何も変わらないです。
ライブに来て下さい。作品を買って下さい。そして、それぞれなりに楽しんでいて下さい。
10年間どうもありがとう、これからも歌と音楽を、どうぞよろしくしてください。
posted by SASAYAMA. at 04:20Comment(0)日記